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空の蒼さが目にしみて Vol.3のイメージ画像

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2019.11.27

対談

空の蒼さが目にしみて Vol.3

宮崎市の成人式は、この人たちが支えている!

みんな宮崎市が大好き♡
さてどうやって盛り上げる?

永井 それでは最後のテーマ「自分と宮崎市の未来について」です。みんなにとって宮崎市とはどんな存在ですか?

木下 自分が生まれ育ったまちとして愛着があります。県外に出たら恋しくなってしまうだろうなと思います。
田鍋 住み慣れた場所です。知っている場所や知り合いも多いから、住みやすいし安心感があります。
椎葉 「家」という感じです。旅行に行くのは楽しいんですけど、疲れてくると「宮崎帰って寝たい~」みたいな笑。だから宮崎市全体が家みたいな感じです。今住んでいる高鍋町から実家に帰るときに、「宮崎市」という看板が見えると「あー、着いたー」ってほっとします。

永井 清山さんはどうですか?今は延岡市に住んでいますけど。
清山 心の底から安心できる場所です。実家に帰るとぐっすり眠れます笑。
久家 自分にとっては「ふるさと」です。小さい頃から自然の中で秘密基地を作ったり、川遊びをしたりしていたので、都会の人がイメージする「ふるさと」がここには普通にあるという感じです。
永井 みんないいイメージを持っているんですね。一方で活性化という面から見たときに、宮崎市にはどんなことが必要だと考えますか?
久家 9月に木崎浜で行われたワールドサーフィンゲームスは、世界規模で宮崎に注目している雰囲気が感じられて、かなり盛り上がったと思います。あのような大きな大会を誘致して、もっと宮崎をアピールする場を増やすといいのではないでしょうか。
清山 観光地や食だけでなく、宮崎の伝統芸能も発信していくといいと思います。県外の祭りやイベントに積極的に参加して紹介するとか。実際に先日、熊本の祭りに参加して流鏑馬をアピールして来ました。

田鍋 県外の人と話をすると、宮崎のことをあまり聞いてこないので、興味がないのかなと思ってしまいます。なので、自然豊かな所ということをアピールできるものがあると、こちらも話しやすいですし、興味を持ってくれるかなと思います。
椎葉 うーん。テレビなどで一部地域として除かないでほしいなと。
全員 あー、そうだよね!
椎葉 民放が2チャンネルしかない上に、番組によっては「一部地域を除く」「この番組は○年○月○日に放送されたものです」「該当しません」とか表示されるし、月9のドラマが深夜に放送されたりするのはちょっとがっかりします。
全員 そうそう。
永井 ごめんなさい!私の力ではどうしようもできないけれど…。確かに都会に遅れをとっている感じは否めませんよね。それはメディアに関わる人間として責任を感じます。
木下 自分は県外に出ようと考えているのですが、やっぱり若い人が県内で就職することも大事なのではないでしょうか。一方で、県外に出た若い人は、行った先で宮崎を宣伝するなど、県外から応援することも必要かなと思います。

永井 そうですね。宮崎の人にとっては当たり前なことが、実は県外の人たちにはすごく魅力的なことだったりしますよね。今は誰もが発信できる時代だから、一人一人が積極的に発信して宮崎を盛り上げてほしいと思います。

二十歳の思いは共通している
これからの活躍に期待!

永井 今日のトークセッションを通して感じたことがあれば教えてください。
田鍋 みんながそれぞれに思っている宮崎市のイメージとかを聞いて、いろんな気づきがありました。同級生だからなのか、思っていることも似ているんだなと思いました。今後はもっとみんなが残ってくれるような宮崎市になるといいなと思います。

椎葉 こんなに宮崎市について語り合ったのはたぶん僕たちしかいないと思うので笑、この意見交換を無駄にすることのないように、できることから実行に移していけたらいいなと思いました。
清山 このトークセッションがなかったら会うことのないメンバーだったと思うので、話し合いができてうれしかったです。もっと若い人たちが意見を発信するようになれば、まち全体が変わってくると思います。
木下 みんなと宮崎の好きなところなどを話して、思っていることは共通しているんだなと思いました。これからは宮崎を盛り上げるためにもっと頑張ろうと思いました。
久家 同世代の人たちとこのような形で話すのは初めてで、宮崎の良いところも悪いところも含めていっぱい意見が出てきて、就職で県外に出ても、また宮崎に戻って来ようと改めて思いました。悪いところはどうしたら改善できるか考えたときに、やっぱり選挙に行ったほうがいいと感じました。現状を変えるためには、若い人が声を掛け合って、一人でも多く投票に行くことが必要だと思います。

永井 このトークセッションを通して、自分たちがこれから社会に加わって、自分たちの力でもっと宮崎を良くしていきたいという思いが伝わってきてとても頼もしく感じました。私も皆さんに負けないように、メディアを通して宮崎市の魅力をどんどん発信していきたいと思います。今回をきっかけに、宮崎市についてより深く考えたり、何らかのアクションを起こしたりしてもらえるとうれしいです。活発な意見をありがとうございました!
全員 ありがとうございました!

未来へ続く。。。