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しごと

地域振興部 北地域センターのイメージ画像

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2021.02.22

宮崎市役所

地域振興部 北地域センター

学生生活を通して分かった
家族、友だちの支え

 大分大学に在学中、ゼミの実習で地域の高齢者とスポーツを通して交流するなど、ボランティアを経験しました。それまでは、「就職は県外でもいいかな」という気持ちもあったのですが、この経験をきっかけに人との関わりについて改めて考えるようになりました。大学進学までの18年間を宮崎で過ごした私にとって故郷で築いた家族や友人とのつながりや支えの強さ、深さはかけがえのないもの。そう気づいたことで、どこに行っても知り合いに会う、いい意味での宮崎の狭さを楽しみながら地元に貢献したいと思い、就職先を宮崎市役所に決めました。大学で学んだ福祉やまちづくりの知識と経験を生かせるところも魅力だと感じました。

窓口での対応が主な仕事。マスク着用が必須になったので、今までよりもっと笑顔で接することを心掛けている

多様な業務を扱う地域センター
先輩から貪欲に学びたい

 北地域センターは、宮崎市北西部の瓜生野にあります。住民票の写しや印鑑証明書などの発行やマイナンバーカードの交付など、窓口業務全般をはじめ、まちづくりや自治会に関する業務を行っています。職員と来庁者が笑顔であいさつを交わすような親しみやすい雰囲気の所内ですが、取り扱っているのは市民の大切な個人情報。そのため申請者には必ず使用目的をお尋ねし、適切かどうかを判断します。内容によっては必要書類などのアドバイスをすることも。まだまだ知らないことも多くて先輩に助けてもらう場面もありますが、豊富な知識を持つ人たちが周りにいることは本当に心強い。たくさん勉強して業務に役立てたいです。

「北地域センターの先輩、同僚はいい人ばかり。ここで目いっぱい勉強したい」

目標を持ち、あきらめない
野球が教えてくれたこと

 子どもの頃から野球に打ち込み、宮崎西高校時代には甲子園に出場しました。1回戦で強豪校の愛工大名電と対戦し、残念ながら敗退。出場が決まった時の涙がこみ上げるほどの喜びや、私が守るショートに飛んできた打球の早さ、惜しくも捕れなかった悔しさなどを今でも鮮明に覚えています。野球は、目標を持ち、あきらめないことの大切さを教えてくれました。今は宮崎市役所 軟式野球チームでプレーしています。就活中の人には自分が何をやりたいか、時間をかけて決めていいと伝えたいです。私は公務員になるため大学卒業後、専門学校でさらに学びました。市役所は業務の幅が広く、入庁する人の年齢もさまざまです。自分に何が向いているのか分からないという人も、実務を通して見つけられる場所かもしれません。

入庁した年には官公庁のチームが集まる全国大会に出場した。練習は週に1、2回。トレーニングを兼ねてランニングを欠かさない

 

日渡 哲(ひわたし さとる)
【プロフィール】
平成7年生まれ。宮崎市出身。大分大学教育福祉科学部(平成28年に教育学部に改組)卒業。
平成31年4月入庁。北地域センター所属。

宮崎市 地域振興部 北地域センター
所在地:宮崎市大字瓜生野3909ー40
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