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2021.06.25

市政情報

消防団に入ってみない?

自分たちのまちは
自分たちで守る!

 「消防団」ってどんな人がどんな活動をしているか知っていますか?24時間消防業務に専念している消防士とは異なり、消防団員は、仕事や家庭を持ちながら地域の安全・安心を守る活動を行っています。現在、宮崎市の消防団員は約2,600人。災害時には、消防士と連携して消火活動や救助活動、水防活動を行うほか、平常時には、防災啓発活動や救命講習会などを実施しています。女性分団や音楽隊、ラッパ隊、水上バイク隊といった組織もあります。宮崎市に居住または勤務・通学している18歳以上の人なら誰でも入団できます。

年間を通して分団ごとにさまざまな訓練を行うほか、技術を競う操法大会や消防出初式などの行事にも参加する

大学生・専門学校生でもなれる!
宮崎大学・学生消防隊に聞く

 消防団員の中には、大学生や専門学校生も。4月1日現在で30人が在籍しています。中でも、宮崎大学の学生消防隊はサークルとして活動中。サークル長の塚元健太さん(地域資源創成学部3年)と副サークル長の小出響(きょう)さん(同)に話を聞きました。
 「学生消防隊は、お父さんが消防団員という先輩が自分たちもやろうと立ち上げたサークルです。これまで、大学がある木花地区の消防団の方たちと一緒に訓練をしたり、サークル内でチームを作って操法大会に出場したりしてきました。しかし、この1年余りはコロナ禍で活動ができない状態です」と塚元さん。以前、火災現場に駆けつけたことがあるそうですが、焦ってしまい何もできなかったといいます。この経験をきっかけに、日頃から災害をイメージして訓練をしなければならないと痛感したそうです。
 「AED(自動対外式除細動器)の講習を受けたり、地域防災訓練に参加したりすることで、防災に関する知識が増えました。サークル活動を通して、人とのつながりを大事にしたいと思うようになり、将来は地域に貢献できるような仕事に就きたいと考えています」と小出さん。活動が制限される中で、地区の消防団員との関わり方や、後輩たちにどのようにつないでいくかが課題と話していました。

サークル長の塚元さん(写真左)と副サークル長の小出さん

就活に使える!
「学生消防団活動認証制度」

 宮崎市に在住または通学している大学生、大学院生、専修学校生および各種学校生で、在学中に消防団員として1年以上消防団活動を行った場合や、消防団活動で特に優れた功績があった場合に、宮崎市から「活動認証証明書」が交付されます。認証期間は、卒業後3年以内。この証明書は、就職活動の自己PRなどで活用できます。
 「消防団員は、自営業者や会社員、主婦の方など、さまざまなライフスタイルに応じ、自分でできる範囲で活動しています。新たな地域防災のリーダーとして、皆さんの活躍を期待しています」と宮崎市消防局。宮崎の若者たち!消防団員として自分の住むまちを守ってみませんか?

職業・性別を問わず、若い世代の団員を募集している。興味のある人は気軽に問い合わせを

 

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問い合わせ
■消防局総務課消防団係
☎︎0985-32-4902
https://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/life/fire_department/emergency/215543.html