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地図に載り、未来をつくる。誇り高き仕事をここで

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龍南建設株式会社現場代理人 山下和希さん

道路や河川、砂防工事など、私たちの生活に欠かせないインフラ整備を行う、龍南建設株式会社。昭和29年創業、宮崎市本郷に本社を構えています。宮崎の発展への貢献はもちろんのこと、防災や災害時の早期復興にも寄与しています。今回は、入社10年目の山下和希さんに話を伺いました。

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「地図に載るものをつくる」仕事に魅力を感じて

自己紹介をお願いいたします!
山下 和希(やました かずき)都城市出身、1994年1月生まれの29歳です。 幼いころからものづくりが好きで、中学卒業後、宮崎県立都城工業高等学校の建設システム科へ入学。土木に関する基礎知識を学びました。実際の土木現場見学があったのですが、現場で働く方が「自分たちは、地図に載るものをつくっているんだ」とおっしゃっていたんです。なんてかっこいいんだ!と衝撃を覚え、土木の現場で働きたいと思うようになりました。
龍南建設株式会社にはどのように入社されたのですか?
高校卒業後はすぐに働きたいと考えていて、学校の求人で見つけたのが龍南建設株式会社でした。すぐに面接を受け、入社することができました。現在入社10年目です。

宮崎の人々の暮らしの土台を支えるために

龍南建設株式会社はどのような事業を手掛けているのでしょうか?
宮崎県内の公共工事、主に土木に関わるインフラ整備を行う会社です。最近では、2023年3月25日に開通する東九州自動車道「清武南IC~日南北郷IC」間の工事にも関わりました。他にも現在、大淀川の貯水量をあげるための工事にも関わっています。
2021年9月、宮崎市内海で発生した大規模な土砂崩れでは、早期復興に尽力したんですよ。宮崎市と日南市を結ぶ国道220号線やJR日南線が寸断されるなど大きな被害が出る中、第一陣として入り、なるべく早くライフラインを復興できるように動きました。
新たなインフラ整備のみならず、防災や災害時の復興など、私たちの暮らしに欠かせないお仕事をされているんですね。山下さんはどういった業務を担当されているのですか?
「現場代理人」として、各現場の管理業務を行っています。 現場の進捗管理や調整、工事が安全に進むように安全や品質の管理も行っています。また、協力会社との調整も行っています。土木工事には、複数の協力会社が関わる場合があるため、現場代理人として、協力会社とのコミュニケーションを図り、スムーズな工事の進行をサポートしています。
社内はどんな雰囲気ですか?
50名ほど所属する社員は皆、おだやかな方が多く人間性も良い人が多いので、風通しの良い環境です。社長も気さくな人で、いつも社員の生の声を聞くために現場に足を運んでいます。 現場代理人という仕事は、様々な関係者の間に入るので、悩むことも多いのですが、仲間や上司に相談することで、乗り越えてくることができましたね。
年初の会合では、記念写真を撮影。カレンダーを作成しているという
また、土木や建設現場は男性が働くイメージが強いかもしれませんが、龍南建設株式会社は現場で活躍する技術職の女性の方も所属しています。女性が働きやすい環境を整えていますよ。
左が女性社員。様々な性別・年齢の社員が活躍している
現場に設置するトイレは「快適トイレ」と呼ばれる、通常の簡易トイレの倍の広さで鏡や洗面台のついたものを必ず設置しています。
左半分がトイレの設備、右半分が手洗い場
性別を問わず活躍できる場が整っているのですね!

「3年続けること」で、得るものがある

土木や建設業は、どんな方が向いているのでしょうか?
そうですね、まずは元気な方!そして、コミュニケーションを取ることが好きな方に向いていると思います。そして、「ものづくり」に関心のある人。地図に載る仕事ってなかなかない。とても誇らしくおもしろい仕事ですよ!
最後に、宮崎の若者へメッセージをお願いします。
私が高校時代のとき「とりあえず3年はやってみなさい」というアドバイスを先生からいただきました。 私自身入社したてのころはわからないことも多く、正直もう辞めてしまいたいってなってしまったこともありました。でも、アドバイス通りに3年はまず頑張ってみることで、経験値も上がり、仕事が楽しめるようになりました。そして今、勤続10年になります。あのとき早々と辞めてしまっていたら、きっと他の仕事も続かなかったと思うんです。 何事も、まずは3年続けてみるって、大事だと思いますね。 あとは、部活動の経験も社会人になってから役に立っています。しんどいことを乗り越える力になりました。キツイけども楽しい、そんな部活をぜひ学生時代に体感しておいて欲しいですね。

 

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