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杉尾駿太朗さん / 梅本一真さん
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宮崎発、県外・世界に響く広告を!輝く若手webマーケター

WORK

株式会社 デジタリフト 宮崎オフィス / 株式会社Life style innovation 杉尾駿太朗さん / 梅本一真さん

宮崎市のIT企業で、web広告運用のお仕事に携わる、杉尾駿太朗さんと梅本一真さん。共に、宮崎県内の高校を卒業後、県外で経験を積み、Uターンを経て宮崎市のIT企業に就職しました。現在は、地元・宮崎でwebマーケターとしてweb広告運用の分野で活躍しています。そんなお二人に「これまでのキャリアや宮崎での生活」「結果が求められるweb広告ならではのやりがい」「宮崎のIT業界の未来」についてなど、詳しく伺いました。

宮崎から全国・世界と繋がり、結果を出すために

自己紹介をお願いいたします!
杉尾駿太朗(すぎお しゅんたろう)と申します。宮崎市出身で、1996年生まれの27歳です。 大学卒業後就職したのは広告の営業職で、転勤を何度か経験をしました。いつかは宮崎に戻りたい、と思っていたところ、様々なタイミングが重なり2022年5月にUターンしました。 今は、株式会社デジタリフトの宮崎オフィスでweb広告運用業務に携わっています。
梅本 一真(うめもと かずま)と申します。宮崎市出身で、1997年生まれの26歳です。 元々は、飛行機の部品関連の仕事をしており、転勤で全国各地を回っていました。どこでも働けるスキルを身につけたい、働く場所や環境を自分で選べるようになりたい、と感じたのがきっかけでIT業界に興味を持ちました。株式会社Life style innovation(ライフスタイルイノベーション)は、パソコン一つで働けるスキルを身につけることができ、自分の目的に合っていると感じ、入社を決めました。 現在は、株式会社Life style innovationの宮崎本社に勤務しています。広告運用、コンサルティング、CRM(※1)やリードナーチャリング(※2)関連業務に携わっています。

※1.CRM(読み方:シーアールエム)とはCustomer Relationship Managementの略称。「顧客と良い関係を築くためのツールや戦略」のこと。企業が顧客とのコミュニケーションを大切にし、顧客をよく知り、ニーズに合ったサービスや商品を提供するために使われる。

※2.,リードナーチャリングとは「顧客が商品やサービスを購入する意欲を高める」ためのマーケティング活動のこと。見込み客(リード)の購買意欲を高め、最終的に受注や商談に繋げることが目的。製品・サービスの検討段階に応じたアプローチを行い、購買意欲を向上させ、最終的に売上に繋げていく。

勤務されている会社のことを教えてください。
株式会社デジタリフトは、運用型広告を基軸としてスタートした会社です。 現在は、デジタル領域に精通したマーケティングカンパニーとして、クライアントの戦略構築から実行までをワンストップで支援しています。デジタル技術を活用してお客様の抱える経営課題解決に全力で伴走するスタイルでサービスを提供。web広告の運用に限らず、クライアントニーズに最適なデジタルツールを組み合わせて成果を最大化することを目標としています。 本社は東京にあり、千葉、宮崎、沖縄にもオフィスがあります。拠点ごとの役割はなく、宮崎にいても東京にいても、場所によって役割や業務内容が変わることはないというのが弊社の特徴です。
株式会社Life style innovationは、代表の石川が、千葉からIターンで宮崎に移住して2018年4月に創業した会社です。 現在は宮崎本社のほか、東京にもリモートメンバーがおります。広告、webマーケティングの代理事業を行っており、最近ではwebコンサル関連業務やCRMなど業務を展開しています。弊社は規模が大きくはないため、代表と直接関わることもできています。経営者の仕事を見ながら、マーケティングだけでなく、経営やマネジメントを学ぶことができるので、入社して良かったなと感じています。
代表の石川さんはなぜ起業先に宮崎を選ばれたのでしょうか?
知人の誘いで宮崎市が創業支援を行うインキュベーションルーム「宮崎スタートアップハブ」について知り、入居した際に、宮崎の気候や人の温かさに魅了されたそうです。また、移住や起業に対する行政の手厚いサポートも決め手の一つだったと聞いています。 弊社の経営理念は、「はたらくをたのしむ。そのために変革を」。人生を心の底から楽しむための仕事や生き方の追求をしていきたい。仕事に縛られた人生を送らないための仕事を創る。そんな仕事をするために、日々メンバーたちと頑張っています。
 どのような業界のweb広告を運用されているのですか?
弊社が抱えるクライアントは、金融系、EC系、フィットネス業界、飲食系など本当に多岐に渡っています。外資系企業の広告を運用することもあり、営業スタッフは海外のクライアントともやりとりを行う場合もあります。 宮崎にいながら、さまざまな業種業界や世界と繋がることができるのも弊社の魅力だと思います。
弊社も様々な業界で多岐に渡りクライアントがいます。しいて言うなら、自動車メーカー、不動産業界が多いですね。
様々な業界にクライアントがいらっしゃるんですね。それぞれの業界について知識がないと難しいように感じますが、いかがでしょうか?
そうですね。クライアントや、クライアントを取り巻く環境を知らないと、クライアント様ごとの最適なご提案や、課題解決への伴走ができませんし、クライアントの利益を生み出すことも難しくなります。それぞれの業界について、きちんと知識を身につけることが大切だと感じています。 また、クライアント先の業界を理解するため、3C分析などを通じて必要な情報を整理しています。すると何が足りていないかが見えてくるので、ニュース記事や帝国データバンクなどを活用して、さまざまな角度から業種業界の情報を拾いに行きます。クライアントの業界の競合企業や業界トップ企業数社などについて分析し、戦略について仮説を立てて、クライアントへの提案サポートや運用方針の参考としています。 もちろん、自分の仮説が必ずしも正解とは限りません。不明点があれば、素直にクライアントに尋ねて、教えていただくこともあります。
僕も、業界についてクライアントと対等に話せる知識を持っておくことを大切にしていますね。 クライアントが感じている強みが、実際の強みと一致しているかを考えるようにしています。もし違う強みがあると感じたら、クライアントの視点と擦り合わせて実際に広告に落とし込むように心がけています。

クライアントの喜びのために。場所の垣根なく、プロの仕事を

どんな瞬間にやりがいを感じますか?
広告を運用していると、浮き沈みがどうしてもあるんです。でも、沈んだときに改善策を打って数字になって返ってくると、本当に嬉しいですね。また、お客様からのフィードバックや喜んでいただく姿にも、とてもやりがいを感じます。
分析して仮説を立てて思うような運用ができたときや、そのお客様から喜んでいただいたときにこの仕事をやっていてよかったな、と思いますね。
逆に辛いな、と思う瞬間はありますか?
日々試行錯誤しながら打ち手を打っていく中で、施策全てが数字の向上につながるわけではないんです。むしろ数字を悪くしてしまうこともあります。 そうした時に「なぜこの打ち手は違ったんだろう?」と考えても答えが見えず、悪い状況から抜けられないことがあります。そこはweb広告の仕事に携わる中で、難しいと思う瞬間かもしれないです。
広告運用は常に結果が数字で表れるシビアな世界なのですね。どのように乗り切っているのでしょうか?
同じような状況に苦しんだ人が絶対社内にいるはずなので、その人たちに助言をもらったり、どうやって状況を打開すればいいのかを聞くようにしています。 そして、それを自分の案件に適用してみたり、新しいアプローチを試して数字を改善する方法を見つけるように努めています。
梅本さんはいかがでしょうか?
広告を運用してクライアントの利益に繋げる、というのがweb広告運用の仕事なので、成果が出て当たり前。でも、広告を出したのにクライアント先の受注数や成約数に繋がらなかった、ということももちろんあって。頑張りが必ず成果や評価に繋がる、とは言えないところが広告運用の難しさだと感じますね。 そんなときには、代表や社内メンバーに相談したり、クライアントにもヒアリングします。そうすることで、違う視点が見えてくることもあるので。うまくいかないと感じる時は、広告運用者としてだけではなくて、クライアントの目線で一緒に施策を考えていくことも意識しています。
都内と宮崎で、技術の差は感じますか?
以前と比べて、東京だから、宮崎だから、といった垣根がなくなってきていると感じています。 オンライン会議システムなどもコロナ禍をきっかけにアップデートされて、どんどん使いやすくなっていますよね。そういったツールをどんどん導入していこうよ、という追い風が吹いていると思います。 また、web広告業界だと、東京など都心で戦略を立てて、地方でオペレーションを行う、というスタイルが多くの企業で採用されている方式なのですが、弊社では、プロジェクトメンバーはエリアミックスでチーム構成されます。住むエリアに関係なく、同じレベルの業務内容に関わり、より深く運用業務に関わっていけることが弊社の特徴なので、尚更そう感じるのかもしれませんね。
弊社も東京にもリモートメンバーがいるのですが、都会と宮崎で働き方の差を感じる瞬間はないかもしれないですね。事業内容が、インターネット環境とノートPCがあれば、どこでも仕事をすることが可能、ということも大きいかもしれません。 宮崎の企業が「劣っているな」と感じることもないですし、場所が違うだけで差はないのかな、と感じています。
今後の「宮崎」のIT企業はどうなっていくと思いますか?
サーフィンや海が好きだったり、趣味がきっかけで宮崎に移住して、宮崎を拠点として仕事をするという人が増えてくるんじゃないかなと思っています。 行きたい企業があるからその地域に行く、ではなく、人生の一つの選択肢として宮崎にくるという人が増えるかもしれませんね。リモートワークが当たり前になった環境だからこそ、できることなのかなと考えています。
都心でも宮崎でも同じ質の仕事ができる企業が増えるのではないかと思います。また、ゆくゆくは「リモートワークで全国どこでも働けるよ」「あなたの自宅が職場ですよ」という企業が増えていく未来をイメージしていますね。 弊社では、オフィス勤務とリモートワークの両方を組み合わせたハイブリッド勤務を採用しています。弊社の場合は、火水木は出社、月金はリモート可能という形で、出社で顔を合わせて仕事をする良さとリモートワークの利便さの両立を目指しています。 将来的には、出社をするのかリモート勤務をするのか、裁量は社員それぞれに与えられ「今日は集中して仕事を進めたいから自宅勤務」「案件のコミュニケーションが必要なので出社します」といった形で、業務内容に応じて柔軟に勤務形態を選択する、そういったスタイルが全国的にスタンダードになるのではないでしょうか。

充実したライフと高い技術の習得の両立を

生活面で、宮崎と県外の違いを感じる部分はありますか?
宮崎だと生活コストが下がるというのが一番の印象です。 福岡だと、ワンルームに住むためには8万円以上は必要だったのですが、宮崎だと3〜4万円ほどで1LDKのような部屋に住めますよね。年収が大きく変わったわけではないけど、衣食住の質を整えることができる。そこに地方で暮らすメリットを感じています。
宮崎だと車通勤できるのがいいですよね。 東京や神奈川で仕事をしている時は、電車通勤をしていたんです。電車で通勤すると、通勤中に本を読んだり時間を有効活用できる、と思われがちですが、満員電車で、人が沢山いる電車の中ではなかなか難しい。それよりも、車で早めに出勤して、余った時間で勉強したり読書ができる今の宮崎での生活のほうが、自分に合っていると感じています。
どのような人がweb広告業界に向いているのでしょうか?
好奇心旺盛で、貪欲に情報を拾いに行ける人でしょうか。仮説を立てて、こうじゃないか?と能動的に動ける人であれば、この業界で結果を出していけると思います。 社内には、異業種から転職してきた人もいます。それでも優秀な人材が揃っているのは、専門性の土台があり、それらのスキルを身につけるための成長環境が整っているから。入社後は、研修と実務でインプットを重ねながら同時にアウトプットの機会があり、先輩社員が1対1でしっかりとサポートしてくれます。またGoogleAnalytics4(GA4)、LookerStudioなどの最新のトレンドにも対応していることもあり、経験者の方もさらに上を目指して成長していける環境だと思いますね。 評価制度も整っているので、年齢や社歴に関係なく、結果を上げることでしっかりと評価してもらえる会社です。web広告やマーケティングに興味があって、主体的に動ける方がいらっしゃったら、ぜひ一緒に仕事をしたいと考えています。
IT業界自体が常にアップデートされる業界なので、常に新しい知識を求めていける人がいいんじゃないかと思いますね。 弊社は、業務の規模拡大に伴い、採用も強化しています。特に力を入れているのが、宮崎へのUターンを検討している方へ向けた経験者向けの採用です。 まだまだ小さな企業で従業員も少ないので、教育に時間をかけることができません。なので欲を言うと、即戦力になる方にきてもらいたいと思っています。経験者の方が、現在抱えている案件も巻き取っていけて、スキルアップできる環境が整っているのかなと感じています。
最後に、宮崎の若者へのメッセージをお願いします。
もし今、県外に興味があるのなら、出てみた方が良いと思うんです。まずは県外を知る、というのも大切な経験になります。宮崎以外の場所から見た宮崎の魅力を知ることで、新しい視点も広がると思います。 同時に「宮崎の良さって何だっけ?」と考えた時に、宮崎で働きたいと思えるような魅力的な環境があれば、ぜひ帰ってきて宮崎で働くっていうのを念頭に、これから未来に羽ばたいていただけたらなと思います。
僕も、出たいなら県外へ出るのがいいのかなと思います。自分自身も学生時代に都会への憧れがあって県外へ出ました。そして、実際に県外に出たことで気付くことができたことも沢山あるんです。 都会は何かを始めるための環境が整っていますよね。ただ、宮崎に戻って3年仕事をしてみて、都会と宮崎の差って実はあまりないんじゃないかな、ということも感じました。地元で働くという選択肢も含めて、自分にとって一番居心地が良い場所で仕事ができる未来になっているといいですね。

株式会社デジタリフト https://digitalift.co.jp/

株式会社Life style innovation https://life-style-innovation.com/

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