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宮崎で心地よく暮らし、魅力ある仕事に携わる。理想的な毎日を

WORK

NOT A HOTEL株式会社山口琢磨さん

2022年11月、宮崎市青島に第1号が誕生した「NOT A HOTEL」。その名前の通り、全く新しいサービスや仕組み、価値を生み出すNOT A HOTEL株式会社で、マーケティング担当として活躍している山口琢磨さんにインタビューしました。高校で情報技術を学び、EC×マーケティング領域で経験を積み現職にたどり着いた今、どのような気持ちで仕事に向き合っているのでしょうか。

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売上を作る仕組みを作り、再現性を高める

自己紹介をお願いいたします!
山口琢磨(やまぐち たくま)です。宮崎県宮崎市出身、1990年2月5日生まれの34歳です。 2022年9月よりNOT A HOTEL株式会社でマーケティングチームのリーダーをしています。会社はフルリモートで働ける体制になっているので、ときどき東京や福岡などに出張するほかは、自宅のある宮崎で仕事をしています。
NOT A HOTEL(ホテルではない)って、どういうことですか?
弊社は「新しい家の持ち方」を提案し、プロダクトとして提供しています。普通、家ってオーナーさんが1人じゃないですか。でもNOT A HOTELは「一つの家を複数人で持つ」のが大きな特徴です。いわゆる「別荘」としての使い方になるんですけど、シェア購入をして所有権を持つことで1人のオーナーが年間30泊分使えるんです。まさに「第2の家」ですね。
NOT A HOTEL AOSHIMA「CHILL」
青島の海を目前にNOT A HOTELが建っていますが、あり得ないようなロケーションと建築グレード、ラグジュアリーな仕様の建物です。1人でこれを買う場合よりおよそ12分の1の金額で所有できて、しかも他の場所に立つNOT A HOTELも利用できるのもメリット。使わない日は我々がホテルとして管理運営しているので、オーナー様はメンテナンス不要。使いたい時に使うだけという手軽さです。

 

NOT A HOTELウェブサイト https://notahotel.com/

 

現在、NOT A HOTELは国内3箇所で稼働していて、これからさらに増えていきます。一つの物件のオーナーになると、全国に自分の別荘が増えていく感覚も味わっていただけます。
なんだかワクワクしますね。 マーケティングチームでは、どんなお仕事をされてるのですか?
NOT A HOTELというプロダクトをより知ってもらい、興味を持ってもらうために、広告やプロモーションの企画を立てたり、裏側の顧客管理・営業管理システムの整備や運用をしています。 より細かく言えば、このサービスを買ってくれたり興味をもってくれた人がなぜそう思ったのか、つまり「インサイト」と呼ばれる潜在的なニーズを解き明かし、広告やプロモーションを考えます。そして、より多くのお客様にNOT A HOTELを好きになってもらうような仕掛けを作っている、といった感じです。 広告だけじゃなくタイアップ企画、パンフレット制作、イベント開催、CRM(顧客管理システム)など、オンライン・オフライン問わずあらゆる施策に取り組んでいます。

技術じゃなく「考え方」が役立った

高校卒業から現在の職業までのキャリアを教えてください。
NOT A HOTEL株式会社は4社目になります。高校卒業後、東京の電子基板を創るCADシステムの会社に就職。その後、宮崎発のITベンチャー企業「アラタナ※」に入社して、一度宮崎に戻り、7年半勤めた後にまた東京で3年ほど働き、2022年9月に現在の会社に入社しました。 アラタナの社長は、我が社を立ち上げた当の本人。2020年5月にここ(NOT A HOTELの飲食店『LDK』)がNOT A HOTELに先立ちオープンしていて、帰省中の僕が遊びに来ていたら、社長とここで偶然会ったんです。しばらくして「NOT A HOTELで一緒にやらないか?」と誘っていただき、今に至ります。

※アラタナ:2007年に設立された、インターネットで物品を販売するECサイトのサポートを行う企業。2020年ZOZOグループが吸収合併し、13年の歴史に幕を降ろす。

いろんなご経験をされていますね。 宮崎では、どんな学生時代を過ごしていたのですか?
県立佐土原高校の情報技術科で、プログラミングなどいわゆる情報処理系の勉強をしました。 勉強よりも、小学校3年から始めた野球が中心の生活でした。中高時代はもちろん野球部で、佐土原高校を選んだのも、僕が中3のときに佐土原高校が甲子園に出場したからなんです(笑)。それまでは普通科のある高校に行こうかなと思っていたんですけど、同じチームでやっていた先輩がキャッチャーとして出場しているのを見て、自分も挑戦してみたいと思いました。
野球少年だった山口さん
学生時代に学んだことは、今の仕事につながっていますか?
今僕がプログラムを書くことはないので直接的には繋がっていないんですけど、その時の「考え方」は今に生きてるなと思います。 例えば、プログラミングって機械がちゃんと翻訳できるように、明確に、ロジカルに伝える必要があるんです。マーケティングも、情報を整理して筋道を立てて仮説検証し、物事を動かしていくという、プログラミングに近い思考が必要です。ふと思い返すと、あの頃に学んだことが生かされているなって感じますね。

宮崎で心地よく暮らし、魅力ある仕事に携わる幸せ

どうして宮崎に帰ろうと思ったのですか?
新型コロナウイルス感染症が流行した頃、僕は東京で働いていて、やっぱり宮崎の方が暮らしやすいなと思ったんです。 NOT A HOTELを初めて見た時、こんな空間を宮崎につくれるんだと感動しました。ちょうどフルリモートで働ける会社に転職したいと思い始めたタイミングで、社長から誘っていただいたんですよね。宮崎で魅力ある仕事に関われて、しかもフルリモートが叶うなんてすごくありがたい話でした。
今の働き方や暮らしはどうですか?
事業のおもしろさと暮らしやすさ、仕事のしやすさが揃ったありがたい環境ですが、一方で都会でしか得られない刺激や情報もやっぱりあるな、と。 軸は宮崎に置きながら、いろんなところに足を運んで刺激を受けながら働けている今はすごく理想的です。
宮崎という土地の可能性をどう感じていますか?
NOT A HOTELは土地の魅力に紐づくプロダクトなので、そういう意味でもポテンシャルはあります。一度来て住んだことある人は結構好きになってくれていますよ。 宮崎って、東京から飛行機で1時間半くらいで空港について、さらに青島だと車で15分あれば来れてしまうアクセスの良さは魅力です。沖縄だとその2倍くらい時間がかかりますから。植栽や景観を整えて観光コンテンツを作って、しっかり発信していけば話題の場所になる可能性を秘めていると思います。 NOT A HOTELを通して関係人口を増やし、地元宮崎に貢献できたらいいですね。
最後に、宮崎の若者へメッセージをお願いします。
僕が最初に就職先を選んだ動機は、まずは「東京に出たい」そして「給料がいいところ」。学校に届いている求人票からその条件で選んで就職しました。正直、このメディアを見ている誰よりも意識が低かったんじゃないかと思います。 高い志や目標を持って仕事についたわけじゃないけれど、仕事は手を抜かずにやってきました。自分ができることよりちょっとだけ背伸びしながら、会社の先輩やお客様など、自分の目の前の人たちの期待に応えたり幸せを感じてもらえるようにやってきたつもりです。 もちろん、やりたいことがある人は若い時から全力で挑戦した方がいい。僕みたいにやりたいことが特になくても、目の前のやるべきことを真面目にコツコツやっていくなかで、やりたいことが見えてくる場合もあると思います。 そんな僕が言えるのは「働くって、案外悪くない」ってこと。 周りの人をちょっとだけ幸せにできるように、目の前のことに心を込めて取り組んでみたらどうでしょうか。

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